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日本大学 生産工学部 邉研究室紹介 |
1.研究室の構成
今年度、当研究室の構成は助教授2名、博士研究員2名(社会人ドクター)、 大学院生8名(修士2年生2名,修士1年生6名)、卒業研究を行う学部の4年生29名です。3ヶ月に1回研究室 で開く研究発表会には、当研究室のOBで日大の他学部や他大学の教員、企業所属の方々も大勢参加し、討論に加わって、後輩の研究に暖かい激励と厳しいコメ
ントを頂いていますが、発表会終了後の懇親会でお互いの懇親を深めています。
2.研究室の目標
軽量化技術によって地球温暖化の抑制と省エネに貢献し、資源循環型社会構築に有用な研究を実施し、社会の発展に貢献することを目標としています。具体的に
は、航空機や宇宙構造に用いられている薄肉構造や複合材構造の解析及び実験、それらの最適構造設計、さらに複合材料成形技術の開発分野の研究を深めて,学生諸君が実力をつけ、自信を持って卒業することを目標にしています。
3.研究のテーマと内容
以下に示すテーマは、卒業研究の学生1名と大学院生、もしくは博士研究員1名がチームを組み研究を推進しています。
以下の画像をクリックすると個別の研究紹介ページ(PDF)が開きます。
・・・現在の研究テーマ・・・
【FRPによるEV(電気自動車)の構造製作】 |
【現場重合型ポリアミド6をマトリックスとしたFRTPの成形】 |
【ナノファイバーの複合材料への応用に関する研究】 |
【RTM及びVaRTM成形における流動解析と実験】 |
【生分解性樹脂と撚り糸状ケナフ繊維束を用いた引抜き成型法による熱可塑性FRTP材の開発】 |
編集中 |
編集中 |
編集中 |
編集中 |
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【射出成型法を用いた耐熱フェノール複合材料の成型開発】 |
【生分解性樹脂を用いたナノコンポジットの創製と機械的特性の評価】 |
【CFRP円筒殻の衝撃後曲げによる強度低下の評価】 |
【アイソグリッドCFRP円筒殻の最適構造設計】 |
【非破壊手法によるCFRP積層板の強度低下の評価】 |
編集中 |
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【高圧水素容器FRPの材料特性に関する研究】 |
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・・・過去の研究テーマ・・・
【CFRPアイソグリッドの円筒殻構造の成形とその圧縮特性評価】 |
【自動車のフロントサイドメンバ用CFRP角柱の衝撃応答挙動】 |
【自動車の側面衝突時のエネルギー吸収用CFRP/AIハイブリッド材の応答特性】 |
【フェノールフォームを心材とするCFRPサンドイッチ材の強度評価と解析】 |
【CFRP積層材の衝撃圧縮特性】 |
【CFRPを突合せ接合手法の開発とその力学特性】(特許取得済) |
【燃料電池自動車用CFRP製高圧容器の最適構造設計】(特許取得済) |
【プリフォーム材と射出成形法によるフェノールFRPの成形法の開発と特性評価】 |
【高耐熱CFRPの開発とその特性評価】 |
【CFRP帯板補強による無筋コンクリートはりの曲げ強度の増加】 |
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【超軽量飛行機用FRPフロートの開発】 |
【グラビヤ印刷用CFRPロールの熱膨張に関する研究】 |
【ヘルスモニタリング機能を有する地下埋設インフラ構造用複合材料の開発】 |
【CFRP製レーシングボートの開発・成形】 |
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4.当研究室の実験装置
上記の研究テーマを実施するために、当研究室では次のFRP用成形装置と材料及び構造特性評価のための試験・測定機が完備されています。
5.おわりに
複合材構造の解析には汎用ソフトANSYSとPAMCRASHを用いて行っています。当 研究室では今まで以上に、今後も企業との連携を深め、複合材・構造の研究において基本的なテーマでかつ実用的なテーマによる研究を学生諸君と推進していきたいと考えています。 企業からの研究の申し込みや問い合わせに関しては、常に前向きに考えています。テーマの内容によっては、共同研究、あるいは委託研究で対応したいと考えています。
電話番号 : 047-474-2331
FAX番号 : 047-474-2349
メールアドレス : ben.goichi@nihon-u.ac.jp